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Xrite Japan

色管理

測色計ってどう使うの? ―アイスクリームの色管理―

 

 

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スーパーやコンビニでアイスクリームを買う時、あなたは何を基準に選びますか?

 

無意識に、商品の色と外観で一番美味しそうに見える商品を選んでいるのではないでしょうか。

 

トルコ北部のチョルルに位置するAlgidaアイスクリーム(世界第6位のアイスクリームメーカー)では年間10億個単位のアイスクリームを生産しています。この工場でとある問題が発生しました。店頭に出荷するアイスの色に、生産ロットによって微妙に差が出てしまうのです。

もし買うたびに、ストロベリーアイスクリームが真っ赤だったり、真っ白だったりしたら、そのメーカーの商品を好んで選ぶでしょうか?その答えはAlgida社が一番よく知っていました。アイスクリームメーカーにとってカラーマネジメント(色の管理)は最も重要な要素です。Algida社は製品の色を統一させるために生産管理のプロセスの改善を検討します。

 

しかし、アイスクリームは使用成分や生産プロセスにより、正確な色を確保するのが非常に難しい食品です。アイスクリームの成分は照明を反射しますが、成分によって強度が異なります。例えば、粒子や気泡は、アイスクリームを薄い色にします。チョコレート味を作るココアのタイプによっても、茶色や赤など色合いが異なります。色の管理は一筋縄ではいきません。

 

そこで、カラーマネージメントのパートナー企業にエックスライト社を選びました。

 

エックスライト社は、チョルル工場に適した測色計とソフトウェアを組み合わせたパッケージ「VS450」を用意しました。VS450は測定物の表面に接触せずに正確に測色を行うことができる製品で、食品物を取り扱う際に非常に有用です。

 

チョルル工場では驚くべきスピードでアイスクリームが生産されています。生産ラインで飛び交うコンテナーに対応するためには色測定は正確かつ瞬時でなければいけません(当然非接触で!)。また、堅牢性も必要です。

 

VS450はアイスクリーム、チョコレート、着色料、ジャムなど、継続的に生産される加工食品のわずかなカラー変動を監視しつづけました。データはリアルタイムで統計処理およびプロセス監視に回されるため、品質管理と同時にコストを削減も図ることができました。

 

ヨーロッパ諸国で長年人気のあるAlgidaアイスクリームは、トルコでエックスライト社のテクノロジーを用いて色品質に対する評価を高め、東ヨーロッパ、中近東、アフリカにおいても高品質なアイスクリームの生産を展開することになりました。

 

エックスライト社の小型非接触式装置VS450はアイスクリームに限らず、あらゆる食品生産ラインに取り付けが可能で、高速に生産される製品の色を精密に測定します。温度、湿度、照明、振動等の変化に対する耐久性を備えており、あらゆるサンプルの色測定を素早くかつ価格を抑えて行うことが可能です。

 

エックスライト社製品のご紹介→http://www.xrite.co.jp/products/non-contact.html

03_濃度ステータス EとTはどうちがう?

前回、ISOのプロセス印刷用の濃度ステータスとして、ステータスT,E,Iがあることを紹介しましたが、今回はその内容をもう少し詳しく見ていきたいと思います。

前回、ISOはこれらの波長領域の重み付けを数値として規定してることをご説明いたしました。(元々は色分解用フィルターの特性をベースにしたものです)
図-3に重み付けの波長グラフを示します。横軸が波長で、縦軸が重み付けの係数になります。

 
ステータスTとEの重み付けファクター
図-3 ステータスTとEの重み付けファクター
 

このようにマゼンタ用やシアン用の重み付けは、ステータスTとステータスEとで同じものが使用されています。

つまり、M濃度やC濃度はステータスTとステータスEで全く同じ数値となります。
違いが出るのはイエロー濃度だけです。イエロー用の重み付けでは、ステータスEが500nmあたりでほぼゼロになっているのに対して、ステータスTでは550nmあたりまで感度が延びています。

この違いは、イエローインキのインキ量(オフセットではインキの盛り量)の増減に対する濃度の対応に影響します。
イエローインキはシアンやマゼンタのプロセスインキと比較して、比較的純粋な色味をしています。

つまり,照明光の短波長成分のみを吸収し他の波長領域の光を吸収しない(副吸収が小さいということです)特性を持ち、その分光反射率は480nmあたりで急峻に立ち上がります。(図―4参照)


ステータスTの応答特性を使用した場合、この立ち上がり部分(図―4図中 黄緑の楕円部分)を拾うため、結果として濃度変化に対して多少鈍感になります。一方,ステータスEではこの部分を除外し、純粋にインキ量の増減を反映した短波長領域の上下のみを拾って濃度とします。
このため、数値の反応が濃度変化に敏感になり、特にオフセット印刷でのインキ壷の調整に有利なデータを提供します。

もちろんステータスTでもインキ量の増減を確認するのに不足はありませんし、見た目の濃淡の感覚にマッチしているため、コチラを使用するユーザーも多くいます。
一般にステータスTは北米で,ステータスEはヨーロッパで使用される傾向があります。

 
イエローインキの分光反射率とT、Eの重み付け
図-4 イエローインキの分光反射率とT、Eの重み付け

02_濃度のステータスって何だ?

濃度ステータス
図-1
 

印刷物や写真感材の濃度を評価する際、使用する色材の特性に応じて評価する(チェックする)波長領域を変えて濃度を算出します。
たとえばプロセス印刷(CMYKによる印刷)のイエローインキの分光反射率特性は、用紙の上のインキ量を増減すると図-2のように変化します。

 

[分光反射率とは...]
分光反射率は色の指紋で,その色の性格を表しています。
分光反射率グラフは横軸に電磁波の波長を,縦軸に反射率をとって表示します。
この分光反射率の形状が色の本来の特性を表すものになります。
人間は,この色の特性が目の中にある3つのタイプの錐体というセンサーに落とし、影を見ているということになります。

イエローインキはインキ量を変化させると短波長側の反射率が変化します.このため,イエローインキを評価する濃度では、短波長に注目する指標を使用します。シアンインキ場合は長波長側を、マゼンタインキに関しては中間波長域を評価した濃度が使用されます。

 
イエローインキはインキ量を変化させると短波長側の反射率が変化します。
このため、イエローインキを評価する濃度では 短波長に注目する指標を使用します。
シアンインキの場合は可視光波長域の長波長側をマゼンタインキに関しては中間波長域を評価した濃度が使用されます。
 
濃度ステータス
 

図-2 イエローインキの増減による分光反射率の変化

古くは、前回の図―1にあるように物理的な広帯域バンドパスフィルターを使用して各波長領域を抽出・評価しました。


プロセス印刷インキのフィルターとしては、ドラムスキャナーの色分解用フィルターが使用され、Y,M,C用にそれぞれラッテンの47(もしくは47B), 58, 25番が濃度計のフィルターとして使用されていたわけです。

反射率の増減をより感度良く捕えるため、広帯域のフィルターではなく、プロセスインキの吸収特性のピークにマッチするような狭帯域のフィルターを使用したいと考える人たちもいます。

一方、写真用には感材の吸収特性に合わせた狭帯域のフィルターが選択されます。

このように濃度計では、さまざまなタイプの濃度を評価するために、用途や色材に合わせてチェックする波長領域を変えて対応しています。
この評価する波長領域の標準セットがステータスと呼ばれるものになります。

現在では、ISOが波長の重み付けを物理フィルターの代わりに数値によって規定し、以下のようなステータスを定義しています。

・ステータスT

 

 

 

・ステータスE
・ステータスI
・ステータスA
・ステータスM
・ビジュアル濃度
・タイプ1濃度
・タイプ2濃度
・タイプ3濃度
 
このうち印刷に使用される濃度はステータスT, E, Iです。

ビジュアル濃度(Kインキの濃度評価に使用)はステータスに関係なく常に同じ重み付けが使用されます。


詳しくは、ISO 5-3 “Photography and graphic technology — Density measurements — Part 3:Spectral conditions”を参照してください。

それぞれのステータス濃度の特徴に関しては、次回に説明したいと思います。

カラー測定    自動濃度計    自動カラー測定

INKK:思い通りのネイルポリッシュの色をあなたに

 マニキュアサロンに足を運んだり、好きな化粧品、コスメショップを訪れて、そこにあるネイルポリッシュのカラーバリエーションは、あなたを圧倒するほどあるのに、実際にあなたが探している色は見つけられないということはありませんか?これが、アシュリー・モーガンが解決しようとしていたことです。
 
inkk
 
 
 美術学位を持っているモーガンは、過去15年間、ビデオゲームのデザインをしてきました。彼女はクリエイティブであり、テクノロジーにもこだわりがあります。「私はマニキュアが大好きで、マニキュアの色を選ぶのに何時間費やしてもいいの。でも実際、販売されている色は私にとって何の意味はない。そう思った時、みんながそれぞれ自分だけの色を作るだけでなくて、それらに意味のある名前をつけられたらいいのに!というアイデアが浮かんできたの。…でも、どうやって?と…。」
 

家庭用壁面ペンキのミキシングからヒントを得る

 ある日、Home Depotを訪れたとき、モーガンはカスタムペイントの色がどのように混ぜられているのかに気づきました。ペイントカウンターのスタッフは、枕やその他アイテムなどをサンプルとして、色の組み合わせを見ていたのです。光沢など様々な特性についても考えなければいけないHome Depotのペンキのミキシングは、マニキュアに応用できるのではないかと彼女は思いました。
 モーガンは、Home Depotが色のインスピレーションとフォーミュレーションのためX-Rite測色計ソフトウェアを使用していることを知りました。
「様々な業界を調べてみて、安価な価格のソリューションが他にもあったのだけど、測色計などのツールは私がやろうとしているビジネスの中核で、そこを手を抜くことはできなかったわ。私の顧客に最高のソリューションを提供するために、最高のパートナーと手を組むことが必要だったの。X-Riteは非常にプロフェッショナルなブランド。私の投資が台無しになるような、将来的に倒産してしまうかもしれない会社に少ないお金を払うより、信頼できる会社により多くのお金を払った方がいいと思ったの。」と彼女は言います。
 
 モーガンX-Riteへ連絡しました。 「彼らは私がどんなものを買うべきか、とても良いアドバイスをくれた。」と彼女は言います。 「でも、同時に私は自分の色知識のレベルについても心配していたわ。色については美大で習った基礎知識はあったけれど、もうずいぶんと昔のことで、勉強をし直さなくてはいけないと思っていたの。」X-Riteは、モーガンに彼らが主催している専門性が高いカラーセミナーに参加したり、カスタムセミナーを予約することを勧めました。 「セミナーの形式が、私が学びたい方法に合うとは思わなかったので、私は電話によるトレーニングができるかどうか問い合わせたの。彼らは電話による本格的なトレーニングを行ったことはなかったけれど、快く挑戦してくれたわ。」
 
電話でのトレーニング
 
 
 モーガンX-Riteポータブル積分球分光測色計Ci6xと調色ソフトウェアColor iMatchカラーモンキーデザインを手にし、動き出しました。「私はX-Riteのカラーエキスパートであるジェフ・ダッジと計6回のセッションを行い、私のニーズに特化した指導をしてもらうことによって、多くを学ぶことができたわ。美大で得た基礎知識と3DソフトウェアやWebサイト、ユーザーインターフェイスについての理解を結びつけることによって、私はビジネスを成功させるために必要なものを手に入れたの。」
 モーガンOctopi 616という会社を設立しinkkという製品ブランドを立ち上げました。「タコは環境に合わせて体色を変化させる。私はそのタコの特性を会社のテーマとして使いたいと思ったの。」最初のステップは、彼女独自のカスタムカラーデータベースを構築し、高品質のクリアなマニキュアと幅広いバリエーションの着色剤を提供してくれる売り手を探すことでした。 「私の個人的なカラーデータベースには幅広い範囲の色が含まれていて、さらに私はいつもその数を増やしているの」「でも、私は顧客が望む可能性のある全ての色を思いつくことはできないし、顧客にとって意味のある色の名前をつけることもできない。次のステップは、顧客が自分の色を簡単に選んで名前を付けることができるオンラインストアを作ることでした。その部分は私のソフトウェア開発の経験を活かすことができるので、案外簡単だったの。」
 
 次はパッケージを選ぶこと。「私は初め、タコの形をしたボトルをデザインしようとしたのだけど、触手の形はもろく、壊れ続け、上手くいかなかったわ。そこで、私は小さな3Dプリンターを購入し、上品なタコ足型のキャップを作ったの。 3D印刷されたプロトタイプを使用してテストし、製造工場に送ったわ。シルバーのキャップは私個人のデータベース色に使い、ゴールドのキャップは顧客の色に使うことにした。このデザインはとてもユニークで、私の会社の全体的なテーマに良く合っているわ。しかも触手の形をしたハンドルはつかみやすくて、手にしっかりと馴染むの。ボトルの底からキャップの上端までで約5インチ(約12.7センチメートル)ちょうどの大きさで、ブラシは塗りやすいよう短くなっているの。」
 

inkkの誕生

 モーガンは2016年7月初めにwww.yourinkk.com を立ち上げ、既にカスタムオーダーを受け付けています。彼女はAndroidiOS両方のアプリにそれぞれのオンラインストアを開設しました。Webのインターフェースとアプリは両方とも非常に直感的で使いやすいものとなっています。
 
inkkの誕生
 
 
 「顧客は色を選んだり、参考になる写真を持ってくる。もしくは、色相環表や私のデータベースから参考になる色を選ぶこともできる。こうして顧客は色で遊び、それらに意味のある名前を付け保存することができるの。 注文が完了したら、Color iMatchと、私が設計した顧客の色データをlab色空間で抽出できるソフトウェアを連携させ、調色レシピを作成する。それから、色を混ぜ合わせるのには通常数分しかかからない。結果を目で判断し、調整が必要な場合は、少しずつ改良して試行錯誤を重ねたり、Color iMatchで修正するの。 1瓶などの小規模な注文なら数時間で顧客に届けられる準備ができるのよ!」
 
 モーガンはまた、ユーザーが自分の肌色と口紅の色合いの組み合わせを見ることができるアバターの実験にも取り組んでいます。 「顧客は、自分の肌の色に対してネイルポリッシュやお気に入りの口紅の色がどのように見えるかを知りたがることが多いわ。ほとんどの女性は、口紅の色よりも頻繁にマニキュアの色を変えるので、それらがどのように影響し合うのかを見ていくことが重要かもしれないわね。」
 

基本色を超えて

 正確なマッチングが必要なコーポレートカラーなど、厳しい色判断が必要な案件や、より複雑な色の注文の場合、モーガンは高品質の8色インクプリンターを使用してイメージを印刷し、ポータブル積分球分光測色計Ci6xを使って測定します。 「私自身のデータベースの範囲を広げる以外にこのようなデバイスは必要無いと思っていたけれどが、こういう時にCi6xが使えることはかなり便利ね。」彼女はカラーモンキーデザインを使い、彼女のモニタとプリンターのプロファイルとキャリブレーションを行っています。
 モーガンには他のアイデアもあります。「結婚式やその他のイベントに大きなチャンスがあると思っているの。結婚式やイベントプランナーと連携し、Ci64を使うことで、アパレル、花、及び使用されるその他のデコレーションに基づいた、正確な色データを取り込むことができるようになる。それは本当にエキサイティングで楽しいことね!」
 

Next

 inkkの躍進は止まりません。 「次はアイシャドウに挑戦したいの。 これも女性が頻繁に変える化粧品。これに取り組むには粉末状の顔料の色を測定しなければならないという難しさがあるのだけど、状況が整ったら、X-Riteと協力して、粉末やその他の物質の非接触で色彩測定を可能にするCi6xのアクセサリーを見つけるつもり。」
 
 モーガンはまた、X-Riteや他の会社がカラー分野で今後も新しい技術をもたらしてくれることを期待しています。 「ユーザーが自分の携帯電話のカメラの色が実際に正しい色であるかどうかを調べることが出来るようになってきている。私の場合、すべてをプロファイルし、キャリブレーションしているけど、一般的なユーザーはそれが必要なことすら知らないわ!ユーザーのデバイスが正確な色を表示するためには、カラーサイエンスについて何も知らなくても、適切なモニタまたはスクリーンカラーに調整できる直感的なカラーマネジメントソリューションが必要ね。私は今の技術はすぐにそこへ辿り着くだろうと思っているわ。そして、その時さらに多くの扉が開かれるでしょうね。」
 
 

あなたのアイデアは?

 X-Riteはあなたがカラーで夢見ることを実現するためのカラーマネジメントソリューションを提供しています!あなたのアイデアをカラーエキスパートに話してみませんか
 
 

01_印刷濃度の単位は何?

X-Riteのテクニカルサポートチームでは、よく「印刷の濃度の単位はなんですか?」という質問を受けます。
濃度というのは照明される光の光量と反射(もしくは透過)される光の光量の比から算出されます。
同じ単位同士の比ですので、濃度には単位がありません。
よく1.50DなどとDをつけることがありますが、これはDensity(濃度)のかしら文字のDを付けたもので「この数値は濃度の値ですよ」という意味で単位というべきものではありません。
 
濃度には単位がありません
 図-1
濃度の計算は反射率の逆数の常用対数で求められます。
つまり、反射率=反射光強度/入射光強度ですので、この逆数は入射光強度/反射光強度となり、濃度の計算は
 
濃度の計算
 
となります。
 
ただし、入射光強度も反射光強度もある重み付けをして評価したものを使用します。
よくOD値として扱われる濃淡に関するビジュアル濃度の場合、人間の目の波長応答の特性で重み付けをします。
具体的には、人の明るさに対する応答特性のv ̅(λ)で重みつけをした値を使用します。
また、CMYなどのプロセスインキの評価に使用する濃度などはインキなどの色材の特性に応じて特徴的な波長領域での重み付けを使用して評価した値を使用します。
この辺のことは次回以降、濃度ステータスで詳しく触れたいと思います。
 
そもそもどうして反射率の逆数や常用対数のlog10を使用するのでしょうか?
逆数は単純に反射率と濃度は反対の関係にあるからです。
反射率が高くなれば白っぽくなるので濃度は低くなり、逆に反射率が低くなれば濃度は高くなるからです。
常用対数を使用する理由は何でしょう?
人間の感覚量は色だけではなく、音などもこの常用対数を使用した数値化がおこなわれます。
これは人の感覚量はその刺激の絶対値ではなく変化量に反応するからです。
 
刺激量と感覚量

 

 

2016年 読者が最も関心の高かったカラーマネージメントのトピック

1年で最も素晴らしい時期、2016年の思い出はまだ鮮やかで…成功を祝い、そしてこれから始まる1年に何が必要かを考える時かもしれません。
もし色の再現性の精度が、あなたの今年取り組むリストに入っているなら、これからご紹介する記事をチェックしてみてください。2016年に最も有読者の関心の高かったブログのリストをまとめました。新しい年に、もっと正確な色というゴールに向かって仕事をスタートしましょう!
 
カラーマネジメント
 
 

2016年のX-Riteブログ トップ10

 
 

#1:エックスライトカラー探偵団: 赤いボールのミステリー

 
赤いボールのミステリー
 
この赤いボール、実はとても沢山の色の謎があります。我々は色の神秘的な領域について調査を行いました。(もしこのボールが赤いと感じたならば、すぐにこのブログをチェックしてください…)
 
 

#2:メタメリズムとは何でしょうか。そして、なぜ それに注意しなければならないのでしょうか。

 
メタメリズムとは何か
 
メタメリズムは、2つの色が1つの照明条件の下で一致するように見え、照明が変化した場合、色が一致して見えないという現象です。
 
 

#3:どの色のコントロールが一番難しいでしょうか。

 
色のコントロールの難しさ
 
分光測色計によって収集されたデータは、デザイナーおよびブランドのオーナー、製造業者、品質管理の専門家が正確に色を伝達し、製造全体を通して色が正確に維持できるように保証します。
 
 

#4:あなたは正しい許容方法を使っていますか。

 
色の許容方法
 
色を判断するため、許容値と呼ばれる色の合格ラインとなる、色の見えの違いをどこまで許容するかというガイドラインが設定されるでしょう。しかし、それでもまだ顧客とサプライヤーは、認識の相違があると感じています。ここでなぜなのかをお話しましょう。
 
 

#5:どうして新車の色を創り出すのに、とても長い時間がかかるのでしょうか。

 
新車の色の創り方
 
新しい車の色を創り出す事は、デザイナーや塗料会社、自動車メーカーにとって時間のかかる作業です。革新的な色彩測定技術が、どのようにゲームチェンジャーとなり、市場投入までの時間を短縮しているかをお話します。
 
 

#6:色評価の5つの落とし穴

 
色評価の落とし穴
 
光源ブース評価の問題点
色精度が重要である業界で働いているならば、色の知覚において、照明が大きな役割を果たしていることはご存知でしょう。ここでのヒントは、あなたの視覚評価プログラムをより最適なものにするお手伝いをするでしょう。
 
 

#7:パントン® エクステンデッド・ガモット・ガイドがどのように役立つのでしょうか?

 
パントンエクステンデッドガモットガイド
 
拡張ガモット印刷は、印刷業界でますます一般的になってきています。このブログは、スポットインクの替わりに7色プロセスを使用する際、プリンターとデザイナーがどの程度色を一致させることが出来るのかという問題に、パントン® エクステンデッド・ガモット・ガイドがどのように役立つのかを説明します。
 
 

#8:印刷包装業界で最新の潮流に

 
生産性を向上させるための標準化
 
スタンダード(標準化)は、クライアントと明確な目標を設定し、ワークフローの問題を解決し、生産性を向上させるのに役立ちます。弊社の米国および国際標準の専門家であるRay Cheydleurが、標準化において、何が新しくそして重要であるかについての見識を述べています。
 
 

#9:印刷現場で分光測色計を使うための5つのヒント

 
印刷現場で色に影響を与えるものを克服する
 
理想的な世界では、印刷機にインクを入れれば仕事ができるはずですが、残念ながら世界は完璧ではありません。しかし、このブログは、印刷において色に影響を与えるいくつかのチャレンジを克服するのに役立ちます。
 
 

#10:カラーマネジメントの問題、2015年のトップ5

 
2015年トップ5ブログリスト
 
おもしろいことに、2016年の最も人気のあったブログの一つは、2015年のトップ5ブログリストだったのです。カラーに関わる仲間たちが、2015年に何に最も興味を持って学んだのかチェックしてみてください。
 
By TIM MOUW 
Applications Engineering & Technical Support Manager

世界で話題のカラー・オブ・ザ・イヤーをいち早く商品化するには?

 
 Pantoneカラーオブザイヤーの発表はいつもエキサイティングなニュースとして世界の主要なメディアで取り上げられています。Pantoneカラーオブザイヤーはこれからやってくるトレンドを示唆するだけでなく、マーケティングや製品開発において、ブランドやデザイナーへのインスピレーションを提供する重要な役割を果たしてきました。
 
 世界各地のデザイナーは発表後数週間にわたり、2017年のカラーオブザイヤーであるグリナリー(15-0343 Greenery)についての計画を共有します。しかし、生産や包装部門の担当者であれば、トレンドカラーは何もしなくても自動的に商品化されるものではないことは知っているでしょう。トレンドカラーから新商品を作り出すには、時間と労力が必要とされます。
 
 今日は塗料プラスチックテキスタイル包装のいずれの業界でも、グリーナリーのようなにトレンドカラーを商品化する際に助けとなる、調色ソリューションについてお話します。
 
世界で話題のカラー・オブ・ザ・イヤーをいち早く商品化するには?
 
調色ソフトウェアを使わずに、新色を作り出すことは多くの無駄を発生させます。
ビジュアルチェックだけで色を開発すると、見た目で求めるカラーになるまでに、何十回ものトライ&エラーを繰り返さなければなりません。
 

調色ソフトを使えば、新色の生成に費やす時間はより短くなります…

 
1.選択した染料と着色剤を元に調色計算を行います。
2.最初の調色を行い、サンプルを作成します。
3.作成したサンプルを測色して、基準値と比較します。
 
 
以上のシンプルなステップで、時間を短縮するでしょう。「そうは言っても、初期投資費用がかかる…」という方も多いかもしれません。
 
調色ソフトを使えば、新色の生成に費やす時間はより短くなります…
 

調色ソフトでどのようなことが可能に?

 
 調色ソフトを使用することで1回目のトライで許容値内に収めるということができるかもしれません。1回でなくても複数回の調整で求めるカラーを実現することが可能になるでしょう。マニュアルでの調色では平均して12回のトライが必要であることを考えれば、調色ソフトが時間と経費の両方の軽減になると言えるでしょう。
 
 

今ある資源を利用する

 
 調色ソフトウェアは、勘に頼る作業を減らすだけでなく、実際使用する着色剤と染料を使用したレシピを計算することができます。資材が6個でも60個あっても、求めるカラーのレシピを迅速に計算します。
 
 カラーによっては実現がむずかしいものもあることも忘れてはなりません。例えば、二酸化チタンが多く含まれている基材であれば、グリーナリーを表現するのは難しくなります。しかし調色ソフトは、マニュアルでのトライ&エラーよりも短い時間で、最も近いカラーを計算で求めます。
 
 

調色トレーニング

 
 もし調色を行う熟練した担当者が引き継ぎなしに急に職場を離れてしまったら、その後の品質はどうなるでしょうか?エックスライトの調色ソフトは直感的に容易に操作が可能です。一度着色剤でシステム設定を完成すれば、エックスライトのアプリケーションエンジニアが調色ソフトが初めての方にも使用できるようにトレーニングを提供します。
 
 

ニーズに合うソリューションを提供

 
業界やワークフローに合わせて、三種類の調色ソフトをご用意しております。
 
 
InkFormulation
 
InkFormulation(IFS)はオフセット、フレキシ素材、グラビアやスクリーン印刷のインクに特化しています。商業印刷、パッケージのコンバーターインクメーカー様に広く世界で使用されています。
 
Color iMatch
 
Color iMatch塗料プラスチックテキスタイル業界に広く採用いただいております。迅速に、正確な色分析と調色を提供することができます。
 
X-Rite Color® MASTER
X-Rite Color® MASTER は最も幅広い分野で採用いただいているソフトです。どのような生産工程でも能力を発揮します。0 / 45、多角度分光測色計のどちらでも使用でき、接触、非接触のどちらのタイプでも利用することができます。
 
PANTONE2017年度代表色
あなたのパレットに木の緑を添加します!PANTONE2017年度代表色がこれらの色はシステムの中で見つけます。
 
2017年のパントンのカラー・オブ・ザ・イヤーを使ってみようと考えている方、できるだけ迅速に、また正確に求めるカラー/色を調合したいという方は、調色ソフトウェアを検討してみてはいかがでしょうか?エックスライトはお客様の今あるワークフローとニーズに合ったご提案をいたします。